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もみ殻で作るテーブルウェア

こんにちは
本日は引き続きもみ殻についてですが
もみ殻の再利用として有名なのはバイオエタノールです

バイオエタノールは石油系燃料の代替品として期待が高いものですが
その製造コストの高さからなかなか中心にとは遠いというのが現状のような気がします

前回も書きましたが
もみ殻は非常に炭素率が高く硬い、水を弾くので腐食しにくいという特性があるので
燃やす、溶かすなどの製造には多くのコストがかかります

そんなもみ殻ですが
なんともみ殻でテーブルウェアを作りましたという話があり詳しく聞いてみました

【Rice Ware】
お米のもみ殻からつくった、限りなく天然に近いテーブルウェア

テーブルウェアとはお皿やコップ、お弁当箱まで様々です
それらをお米のもみ殻だけで作ってしまいましたというのだから驚きです
しかも天然素材率が7割、石油性物質を一切含まないので燃えるゴミで出せるそうです
ただ繰り返し使えるので捨てる必要はあまり無いかもしれませんね

製造方法はもちろん内緒とのことですが
世界各国で販売されており、天然素材のテーブルウェアなのでベビーギフトとしても大人気
中国製とのことですが、日本のエコマーク認証も通る製品なので安心できる商品だと思います

この「Rice Ware」は面白いことに
天然素材なので土に埋めると2年から4年くらいかけて土となるとか
すごく確かめたくなっちゃいますね

お話をくれた方に実物を触らせていただきましたが
持って叩いた感じは樹脂製品みたいに硬く音もやや硬い感じです
燃やしても解けないというのが信じられないくらい頑丈ですね

実際燃やす実験はテレビでも紹介されたらしく、webサイト上でも公開されていました。
こういった環境問題や燃料問題、リユースやリサイクルといった分野に
中国の会社が真剣に取り組むというのは、すごく応援したくなりますね

もみ殻はこんな利用法方があります

こんにちは
本日はもみ殻の利用方法です

処分すると有料だったり
無料でするには野焼きしかなく、公害問題になったりと
お米の数分だけでてくるものなので何か別な利用方法はないかと思いますよね

そもそももみ殻は中の玄米を守るためにあるので
水に強く腐りにくい、炭素率が高いためつぶれにくい、保存性が高いという特徴があります
つぶれない、硬い、腐りにくい
こんなものだと利用方法限られるのでは・・・

ちょっと調べでてくるのは

・枕
・肥料
・緩衝材
・保温保湿

枕以外のほとんどは農業にどう再利用するかというものばかりですね
海外ではもみ殻を火力発電の原料として使用しているところもあるそうです

代表にも聞いたところ
やはり処分は捨てるか燃やすか肥料、それ以外にあるの?
ということでした

そんな利用法方が限られているもみ殻ですが
すごい利用法方が新たに現れました

次回はその新たな利用方法に注目してみます

もみ殻の処分

こんにちは

本日はもみ殻の処理方法です
お米からでるもみ殻は農業産業廃棄物にあたります
そのため処理方法は2つ

・廃棄業者に有料で処分
・野焼きで無料に処分

業者を使った廃棄の場合はもちろんお金がかかります
とあるサイトでは1kgあたり16円〜というのがありました
いらないものを捨てるのにお金がかかる、最近では市区町村指定の有料ゴミ袋が普通になってきていますが
もみ殻の場合はチリも積もるといい金額になります(年間800万トンなので・・・)

そこで野焼きなんですが
農業では一部野焼きが例外的に認められています
農業以外での野焼きは犯罪ですので注意してくださいね!

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畑で燃やせるならお金かからないのでいいですよね
ただ、これはこれでいろいろ問題もあるようで

まずは匂い
近隣の住宅には十分に配慮して行うのが義務とはなっているものの
どうしても風に流されてしまうので苦情などに繋がります

次に煙
環境問題には必ずあがる公害
特にCO2(二酸化炭素)の排出は毎年必ず話題になるテーマです
こんなにモクモク煙が上がってしまうと確かに問題になりますよね

もみ殻は処分するしかないのでしょうか?
次回は処分以外の方法に注目してみたいと思います